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性病を予防するために必要な具体的な対策

主に性交渉により感染する性病ですが、しっかりと予防することが出来ればそれほど恐れることはありませんし、安心して生活を送ることができます。

それでは、具体的に性病の予防に効果的なことというのは、いった何でしょうか。

まずコンドームの使用を思い浮かべた人は多いのではないでしょうか。

確かにコンドームを正しく使用することで、避妊だけでなく性病の予防効果も発揮します。しかし射精直前までコンドームを着用せずに性交渉したり、性病に感染した喉頭でオーラルセックスを行えばコンドームを着用していても性病に感染してしまいます。

そのためコンドームは挿入前に確実に着用し、オーラルセックスを行うのであれば、喉頭が感染していないことを確認することが予防としては大切になります。

 参考:性病に感染しないために気をつけるべき事


しかし性病の種類によっては性交渉だけでなく、免疫力が低下することで発症する場合もあります。

その例として性器ヘルペスがあります。

性器ヘルペスの原因となるヘルペスウイルスは、多くの人が子どもの頃に感染しているとされ、成人の約80%はヘルペスウイルスを保有しているとされています。

ヘルペスウイルスは健康な状態だとおとなしく体の中に隠れていますが、免疫力が低下すると一気に活発化し発症するのです。

性病の中には性交渉とは関係なしに、性器ヘルペスのような健康状態に左右されて発症するものもあることを覚えておく必要があります。

そのような性病の予防策としては、健康的な状態を保つことが一番です。

バランスの良い食事をし適度の運動を心がけ、ストレスを発散させて、免疫力を低下させない生活を送ることが一番の予防策になります。

 

他にも性病の有効な予防としては、不特定多数の人と性交渉をしないということがあげられます。

 

性病の多くが性交渉により感染することを考えれば、性交渉をした人数が多ければ多いほど、性病に感染するリスクを上げることになります。

そのリスクを下げるためには不特定多数の人と性交渉をしないことが第一ですが、仮にそうなってしまったのならば、確認の意味で病院で検査をしてみるのが安心です。

 

近年では性の低年齢化が叫ばれ、たとえ10代でも性に関する知識を正しく学ぶ必要性があるといわれています。

 

性病に感染することを前提にするのではなく、まずは予防し、それでも感染した場合に早急に対処することが大切なのではないでしょうか。